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東京電力福島第一原子力発電所視察

2018.04.27ニュース

2018年4月13日、弊社の省エネ活動の推進と何よりも初心に帰ることを目的として、代表取締役の駒場をはじめ幹部社員総勢15名で東京電力ホールディングス株式会社様のご協力のもと、福島第一原子力発電所を視察させていただきました。
我社の経営の柱ともいえる三現主義という視点から、実際に現地へ行って、現場を感じて、現認したことで、我々は誤った認識で福島第一原子力発電所を見ていたことに気づき、正しい情報の選別の大切さを実感したとともに、メディアではあまり発信されることのない東京電力ホールディングス株式会社様の取組みに大変感銘を受けました。
  

福島第一原子力発電所と聞くと、防護服の着用や、大量の放射線で被ばくしてしまうと考えている方が、まだまだたくさんいらっしゃると思います。
しかし構内の95%は一般的な作業服でマスク無しでも問題がないことや線量計の数値も原子炉近くまで行かなければ、高い数値を示すことはありませんでした。
福島第一原子力発電所にあまり明るいイメージを持てていませんでしたが、作業員の方々も明るく笑顔で挨拶をしてくれ、現場は想像とまったく違う世界でした。
 

東京電力ホールディングス株式会社様の取組みとして、汚染水対策では、汚染源を取り除く・汚染源に水を近づけない・汚染水を漏らさないという3つの基本方針を持っており、地下に氷の壁をつくって地下水が原子炉建屋に近づかないようにすること、土壌をモルタルで噴きつけることにより雨水の土壌浸透を抑えることや、タンクを増設してタンクに貯蔵することなどの対策が取られていました。
タンクに貯蔵されている処理済水は複数の浄化設備を使用して、自然界や我々の体内にも存在する物質しか残っていないほど汚染物質は除去されているとのことでしたが、科学的な見地のみならず、社会学的な見地からも慎重な対応で臨んでいることから、トリチウム水をタンクに貯め続けており、現在、約90万トンものタンク貯蔵が続いているようです。
  

今回は福島第一原子力発電所のほかに大熊町の帰還困難区域にも特別に入らせていただきましたが、そこは7年前で時間が止まっており、帰還困難区域のため、被害を受けた建物を改修することもできず、地面は木や雑草が生えて荒れ放題となっておりました。震災の当時にプレイバックし、忘れてはいけないこと、風化してはいけないことをしっかり思い返すことができました。
 
また、日本原子力研究開発機構(JAEA)の楢葉遠隔技術開発センターでは、30~40年先の安全な廃炉と福島復興に向け、VRを使ったシミュレーションや、ロボット試験用の水槽などの高い技術と高度な施設を見学させていただきました。このような施設を作ることにより、技術の開発やロボットのテストフィールドとして地域活性化に貢献されており、地域復興への思いを強く感じました。
   

今回の視察で、我社もダイカストマシンや工作機械を使用するため、大気や水質といった環境問題への取組み強化の必要性を実感しました。東京電力ホールディングス株式会社様の汚染水対策の3つの基本方針のなかにもありました、漏らさないという気持ちは我々も考えなくてはいけないことであり、その気持ちを常に持ち、環境にやさしい企業体制を整えていきます。また我々は、電気をはじめとしたエネルギーを当たり前のように使用していますが、一人ひとりがエネルギー使用を考え、省エネ対策にも積極的に取り組んでまいります。

最後になりますが、ご協力いただきました東京電力ホールディングス株式会社様には貴重な機会を与えていただけたことを心から感謝いたします。ありがとうございました。

「画像提供:東京電力ホールディングス株式会社」

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